2020年秋アニメ終盤レビュー

可愛さと血と涙。レビューは素面で書いたので真面目です。

 

アイドリッシュセブン Second Beat

アイドルアニメは不穏な展開してこそであることを私はアニメ視聴一年生の時に観たアニマスで学んだが、今作も最終回の拍子抜けしてしまうズッコケ展開以外は毎週不穏でシリアスな空気が全体を支配して居り、だからこそ最終回でギャグと捉えかねられないシーンを入れざるを得なかったとも言えるし、実際そのくらい毎週の視聴は胸に来るものがあった。7点

 

シルバニア

アビゲールちゃん可愛い。

 

アクダマドライブ

最終回のサブタイトルを恥ずかしげも無く「アクダマドライブ」にしてしまうセンスの無さ。内容的には安っぽい設定やありがちな映像のパッチワークで、キャラの言動にも説得力や魅力は皆無であり、製作陣の思想が微塵も感じられないこのような作品を評価する感性を、私は持ち合わせていない。3点

 

アサルトリリィ

設定は最後まで理解出来なかったし、展開も処処雑に思われる点は多々あったが、其れ等を吹き飛ばすだけの勢いある描写力と華麗な映像は視聴を容易にしていた。8点

 

安達としまむら

安達の陰茎をずっと幻視してた。4点

 

兄に付ける

面白い。此アニメも既に4年目を終えたが、雨宮天のコメディエンヌっぷりは素晴らしいものがあると熟思う。8点

 

池袋ウエストゲートパーク

浅田彰が「アーバン・トライバリズム」と評した部族的な若者の生態は何処へ消えたのか。個々のエピソードはインパクトが薄く、社会的なテーマを表面的になぞったふりをする底の浅いオタク啓蒙アニメでしかない。これをあの「池袋ウエストゲートパーク」だと認めることは困難だ。諸星すみれの義妹は良かった。3点

 

A3!

秋組は真っ当に面白い成長群像劇だった。対して冬組は、ホモアニメだった。8点

 

炎炎の消防隊2期

1期に引き続き少年漫画の王道を力強い映像で描き出すスタイルには童心に帰ったかの様な愉悦を味わう事が出来たが、其の最大の美点にして難点である処はやはり物語が王道であること、少年漫画という制度を愚直なまでに肯定する其の姿勢であるが、其の制度的枠組みに対して敢えて盲目的な安住を決め込むかのような態度は、恐らく意図的且つ作為的なものであろうし、若しかすると作者の掌の上で私達は踊らされているに過ぎず、原作のストックや最終回の引きからほとんど発表を待つまでもなく確実であろう来るべき続編において、その真意を確認する他ない。7点

 

いわかける

当初は失敗したエロ枠程度の認識であったが、回を重ねるごとに愚直ながらも王道の展開が繰り広げられ、安心して視聴できた。キャラが多く、終盤の展開ががやや駆け足に感じたこともあり、アニメとして原作のポテンシャルを存分に活かせたのかは確かに疑問が残るが、懸念材料であったクライミングシーンの描写は向上し続ける一方であったし、全体としては其処其処纏っていたように思う。6点

 

エタニティ 深夜の

1話と2話と6話は面白かったと記憶している。それ以外はダメすぎ。金持ちイケメンにレ○プされることが女性の夢なのか??

 

おちこぼれフルーツタルト

視聴者の予想を斜め上から越えてくる展開で視聴者の深層に潜む無意識の願望、すなわちエロスを見事に物象化し提示する素晴らしき表現のオンパレード。天才的な神業と言って過言ではないだろう。声・容姿ともに愛らしいキャラクターは本当に魅力的だったし、楽曲も楽しいものばかりだった。底辺アイドルかくあるべし。エロスの唯物論的肯定がここにある。川口敬一郎の最大級の賛辞を!10点

 

大人にゃ恋のしかたは

僧侶枠。

 

かえるのピクルス

 

 

カードファイト

 

 

神様になった日

麻枝准の脚本自体が、AB!・Charlotteの両作に比して単純な質の面で劣っている事は否定し難い事実としてあるが、その00年代風(あくまでも風である)な作劇様式のみならば、アニメーションとして巧く仕立て上げることは幾分にも可能であったように思うし、これに関してはPAWORKSの能力不足も指摘出来得るように感じる。2点

 

神達に拾われた男

クソが世。1点

 

キミ戦

なろう異世界転生が蔓延る2020年の現代アニメに相応しからぬほど、一貫してラノベアニメの基本を徹底的に実戦していた。つまり浅薄で、面白くはなかった。5点

 

ギャルと恐竜

これはアニメではない。あーげあーげあげあげみざわー。0点

 

クソゲーって言うな!

このアニメはクソです。

 

くまクマ熊ベアー

女の顔がそこそこ良かろうとも性格自体が無個性である以上は何も思う処がない。1点

 

ぐらぶるっ!

キャラも可愛いし、話もいい感じにはっちゃけていてそれなりに楽しかった。6点

 

グレートプレデンター

1クール目は全体的に既視感のある内容であった雖然、それはすべて布石だったのだと思い知らされた2クール目だった。1クール目で敢えてローランたちの戦術を視聴者に晒し、2クール目のオチを半分視聴者に予想させた上で、そのオチに至る過程の緊張感を維持する手法、すなわち、ゴールをある程度明確にすることでゴール迄の距離だけでなく、ゴールそのものの成立過程に迄意識を及ばせる事に成功している。相当に高い水準の脚本術が無ければ達成出来ない構成の妙である。声優の演技や作画の芝居も無駄なく丁寧に脚本に寄り添い、作品の魅力を底上げしている。また1クール目でキャラを確乎と掘り下げたことで、個々のキャラが持つ因縁や細かな相互のリアクションにも味わい深さが出て居り、人間ドラマとしても良質な作劇を展開している。作中で詐欺師たちは様々な罠を張り巡らせ、時には味方まで騙して作戦を成功させるが、脚本家の古沢氏は、我々視聴者を1クール目の段階で罠にハメ、まんまと2クール目のカタルシスを創出せしめている。bravo!!  9点

 

ご注文はうさぎ

受験生なのに家庭の事情で無賃労働を強いられるチノガキに涙が止まらなかった。続編があるならば一人だけ受験に失敗して風俗に身を落としたチノガキがおじさんたちにまわされる展開が見たい。

 

ゴールデンカムイ

非常にウェルメイドな和製西部劇だった。緊迫感に満ちた戦闘シーン、金塊をめぐる高度な権謀術数、爆笑必至の道化芝居等々、緩急を自在に操る凄まじい作劇には驚くほかない。喜劇と悲劇の狭間を縦横無尽に駆け抜ける狂人たちの宴を存分に堪能させてもらった。

 

シルバニアファミリー

キャラは可愛い。

 

ストライクウィッチーズRoad to Berlin 

視聴者が望んでいたストライクウィッチーズを高水準で提供していると思った。某は若人なので年月の重みを実感できなかったことだけが無念。9点

 

戦翼のシグルリ

美少女大好きミリオタの醜悪思想垂れ流しアニメ。男は黙って美少女に看取られ英霊となるべし()。2点

 

ゾイドワイルドZERO

 

それだけがネック

現代のコミュニケーション齟齬について考えさせられた、わけないだろ。

 

体操ザムライ

荒垣玲が可愛い、全てはこの点に尽きる。体操という競技の描写も不十分であるし、アスリートや保護者としての自覚に著しく欠ける主人公アラガキの幼稚性は擁護の仕様がない。またレイチェルは確かに可愛いのだが、此親と家庭環境の前では寧ろ不憫極まりなく、可哀想で抜け無いという感情が真っ先に脳裏をよぎった。2点

 

耐え子の日常

 

ダンまち3期

詰らぬ。ベル君なるキャラ、メンヘラ女さん並みに承認欲求が強過ぎる。英雄は理念では無くあくまでも結果論である。また水瀬いのり演じるヘスティア様が唯一の長所であろうに、全く登場しないのも従来のファンは置いてきぼりにされるのではないか。この程度の作品が世界で1200万部も売れ、アニメ化されてしまう事実に、私は心の底から震えが止まりません。1点

 

ツキウタ2期

これは若しかすると私の認識が間違っているのかと訝しむほどに、動き・語りの両者においてアイドルアニメの文法を無視し、根本的なクオリティにおいてもテレビアニメの底辺をナメクジの様に這いずり回る無様にも劣悪な作品であった。私は今作の為に態々4年前の1期も回収したが、本当に何故今になって2期を、それもただでさえ酷かった1期を下回る質で我々の目の前に提出する気になったのか、甚だ疑問である。0点

 

D4DJ 

面白かったと思う。日本の3DCGの技術力。

 

どうしても干支にはいりたい2

 

トニカクカワイイ  

そもそも作画しょぼいからキャラ可愛くないよね。若しかしてナサくんのオチンポはカワイイのかな?司とかいう可愛くない女は、ナサくんのカワイイオチンポを咥えて楽しんでいるのだろうか?2点

 

土下座で頼んでみた

全体としてエッチで楽しかったけど、やはり最終回のヤンデレ妹が最高すぎる。ああいうキャラ大好き。これのせいで無職転生が土下座2期って言われてるの笑う。9点

 

忍者コレクション

抑の怪異自体が全く怖くないのに、それすら最後には忍者が適当に出てきて解決すると分かっているのであれば、平凡未満の紙芝居に過ぎない。1点

 

ノブレス

最初はトンチキギャグアニメかと思っていたが、過去編あたりから様子が変わり、それなりに真っ当なアニメに化けてしまった。7点

 

ハイキュー

本当に面白かった。今作で1期から着実に積み上げられて来た日向の成長が終盤で一気に頂点に達する圧巻の作劇、まさにto the topだ。日向以外のメンバーにも、全員に見せ場があり、成長を感じさせられる。そして何といっても敵チームである稲荷崎の、烏野にも負けない魅力。宮兄弟の圧倒的な強キャラ感は常に試合の緊張感を最大限に高めていたし、他のメンバーも強かった。特に北信介、私は彼を今作のMVPに推したい。彼の存在が稲荷崎とその試合に与えた奥行きの深さは、計り知れぬ物がある。10点

 

バンドリ

 

ヒプノシスマイク

キャラがラップをする姿を見せるため丈に構築されたであろう杜撰なプロット自体には何も言うまいが、ラップバトル自体も言葉遊びのチョイス等々が興味深い一方でターン制バトルによる冗長な展開や不明確な勝敗の付き方には幾らか疑問を挟む気持ちは無きにしも非ず。6点

 

秘密結社鷹の爪

最高に面白い。与えられた尺を的確に使い熟した安定の爆笑スプラッタギャグに、風刺の効いた題材とサブキャラの恋愛模様等の目新しい展開もあり、シリーズの地力を感じさせる充実した内容だった。9点

 

 

100万の命

私はこの1点を、最終回の諸星すみれに捧げます。彼女の力を以ってしても、この作品は精々1点しか与えることの出来ない、低俗で下劣で、擁護しようの無い出来だった。現代の小中学生はこのような酷薄なリアリズムに現実味を覚えてしまう程、世界に失望しているのだろうか、とても悲しい気持ちになる。1点

 

別冊オリンピア

文化の違いをテーマにしたシュールなギャグが純粋に面白かった。卑陋な国策と成り果てた現代のオリンピックに対するアイロニーが感じられるのも良かった。9点

 

まえせつ

巫山戯るな。0点

 

魔王城でおやすみ

ネタが尽きないことも驚きだったが、それ以上に作品全体を貫くシュールで暖かい独特の空気感が心地好く、山﨑みつえの才能は底知れないと改めて感じた。特に前半は然程出番が多い訳でも無いが、後半になるにつれて強烈な印象を視聴者に植え付けて止ま無いさっきゅんの愛嬌。小澤亜李はこれまでも山﨑みつえ作品に欠かせないキーパーソンとして常に存在感を発揮してきたが、今作でも例に漏れず、素晴らしい演技だった。今期のアニメで一番したい相手はさっきゅん、私の股間を枯らして欲しい。9点

 

まがつ

腹立つけど映像だけはなんか気合入ってるんだよな、面白映像もあるんだけど。肝心の脚本は展開の仕方も下手クソだし設定もアホ臭い、然し色々盛り沢山なので適当視聴してると置いてかれる。マジでなんやねん。

 

魔女の旅旅

イレイナのリョナ展開がなかったからダメ。脚本も常にパクリ臭のする雑なもので原作の弱さを露呈してやまなかった。でもイレイナは最後迄常に可愛かった。結局私は可愛い女の子が出て呉れれば其れで良いのだと思い知った。5点

 

魔法科高校

映像も音楽も真面目にトンチキで楽しかった。終盤に出てきたミナミちゃんは可愛かったから優等生で活躍して欲しい。このアニメ、話は面白くないが女の顔は良い。5点

 

まるまるマヌル

 

無能なナナ

知略サスペンスを謳っても許されたのは2話までだろう。まさかタイトルの字義通り本当に無能だったとは。彼女の無能っぷりには毎週楽しませてもらった。終わり方も中途半端で釈然としないが、ミチルとの絡みが一つの軸であったことを考えれば、割と納得できてしまった。8点

 

メジャーセカンド

 

もっと!まじめにふまじめかいけつゾロリ

 

憂国のモリアーティ

ガバガバすぎてこの作品をミステリと称するには無理がある。プロットは杜撰なこと甚だしいし、犯罪によって革命を起こすという設定は幼稚で、キャラ造形も安直かつオリジナリティに欠ける。仮にも幼少期にシャーロキアンの端くれだった者として一言言わせてもらうならば、シャーロック・ホームズを愚弄するな。

 

ラブライブ! 虹

成長なる美辞麗句に対する一つのアンチテーゼとして6話は特に良かった。

 

レヱル

キャラ可愛いねえつってたら終わった。6点

 

ワンルーム

キャラが可愛い。我も可愛い女の子(2次元)と同棲したいなって思う。全体の構成と〆も美しかった。