雑記

どうも、ワンダです。

 

最近観たが特に感想を持たなかったアニメを列挙します。これからもブログ1本分にならない感想はこんな感じで書き連ねていきます。(多分)

 

『色づく世界の明日から』

設定がファンタジックだけどやってることは普通の青春アニメ。青春物に定評のあるPAだけあって映像・物語ともに綺麗で良く出来てる。普通に楽しめた。でも良く出来てるなぁ以上の感想を抱かなかった。青春は人が時間の有限性を確認する意味で一度しか訪れない体験だからこそ出会いの重要性や過去への後悔が際立つわけで、そのためタイムトラベル物と相性がいいのだが、自閉的な少女が心を開く訓練の場として家族が他者としての役割を担うというギミックは面白い。ヒロインが白髪(銀髪?)なのも結構好きだった、可愛い、石原夏織最高。8点。

 

正解するカド

設定を少し捻っただけでやってることは平凡なSFバトル。SF設定も実はそんなに目新しくなかったり。政治の描写も稚拙。頭良さそうな交渉をテーマにしてたのに最後ただの力押しの殴り合いになって爆笑。人類の進歩云々ってメッセージ性も安直で退屈。3点。

 

ハナヤマタ

綺麗なアニメーション。予定調和ながらも単なる萌えアニメに終わらないストーリー性は魅力的だった。踊りを題材にしてるだけあってキャラはよく動くし、歌も可愛いし、監督的には名作よりもいのプロトタイプとして観ることもできるし、いろんな意味で綺麗。でも綺麗すぎて逆に少し萎えてしまった。総じてパンチが弱い。もう少しドロドロしてた方が好みです。(完全主観的感想。)8点

 

ハンドシェイカー

CGで描かれる世界観やバトルシーンなど、映像はいい感じに狂ってて好みだった。特徴的な音楽も相まって雰囲気が出てる。OxTの主題歌も良き。(野崎くん以来オーイシにハマってしまっている。)でもバトルロイヤルなのにキャラにみんな個性がなくて魅力に欠けるのは残念。キャラ本体の不足を声優の演技の上手さで誤魔化してる感じがした。特に諸星すみれ、彼女はやっぱり上手いですね。幸薄そうな少女役やらせたらもう抜群の水準を誇っている。総じて形式的には荒削りだけどその荒削りな感じが妙な味にもなってるアニメだった。7点

 

キズナイーバー

みんな大好き岡田麿里。私も先のブログで取り上げた。最近色々と岡田作品を観てるけど、それはまた別の話。別の機会にまとめて書きたいと思う。さて、trigger制作なだけあって、本作もその独特な作画が魅力的であり、内容面でも終盤に向けて盛り上がってカタルシスのある作品だった。岡田麿里作品は一般にドロドロしてると言われるが、これはそのドロドロさを残しつつも熱い展開の大団円になっていたと思う。キャラクターたちが初見で集合し、ぶつかり合って離散するも、再度仲間のために集合する、という流れも巧みだった。カップリングもそれぞれのキャラで成立するから、特定のキャラが取り残される不快感もない。その点でも後味の悪さは特にない。しかし、trigger制作としても、岡田麿里脚本としても、全体的に凡庸さが目立つ。この作品だけの持ち味があまり感じられない。傷を共有して絆を結ぶって言葉遊びも嫌いじゃない。7点

 

『グランベルム』

普通。脚本も演出も普通。量産型凡作アニメの典型。全体的にありきたり、キャラも設定も既視感満載。キャラの声がデカすぎて何言ってるのかよくわからなかった。そもそもそれが不快だった。現代でロボット物アニメやるにはどうしても工夫が必要だけれど、その工夫も上手くない。魔法要素とロボット要素の入れ込み方が中途半端で全体としての一体感がない。でも石見舞菜香が好きなので石見舞菜香の百合を見れたのはとても楽しかった。石見舞菜香さん最高です。5点

 

以上、特にコメントないなりにコメントしてみました。